TAK's ブログ

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ライフプランニングの必要性

私は普段、「金融実務に関連するコラム」を書いておりまして、ここには(少なくても自分では)ある種の規制みたいなのがあると思っていて、簡単にいうと「とがったこと」は書けないわけです。

でも土日はこの配信がなく、少しだけ自分が考えていることを書けたりする。

で、私はファイナンシャルプランナーの仕事の中に「ライフプランニング」というものがあります。これは将来の収支表みたいなもので、子どもの進学とか、将来の車の購入とか、旅行とか、そういうものを入力して、お金の流れの「見える化」をしますね(表題の写真のようなものです。写真はサンプル)。

なので、ご主人様の収入予測、奥様の収入予測。そしてご家庭の支出や夢・叶えてきたいことを聞いて、それをプロットして、その結果貯蓄(ストックポジション)がどう変化するかを見るわけです。

でも、これって意味ある?

そもそも30年先の未来の収支表って、ほんと?って思うことがあるのですね。
インフレ率も分からない、ご主人の収入だって、終身雇用は崩壊し、3年後同じ仕事しているかどうかも分からない。奥様はどんな働き方をしているかも分からない。旅行もどこにいくかも分からない、支出なんてもはや不明・・・・。

で、これで「将来不安ですね…」って。。

私はファイナンシャルプランナーが行う「ライフプランニング」というのはあくまで、顧客と人生を一緒に歩んでその時間軸の中で適宜修正していくものだと思うのね。だから、金融商品販売も、業者側の理論で加入するものでもなく、お客様が人生を歩む中で、お客様の「機会」が発生するとその時適したものをご提案する。これがLTV(ライフタイムバリュー)を高めるということでしょう。

では、ライフプランは不要かというとそうではなく、手書きで、マクロの視点で俯瞰する程度でいいと思う。それで、「今、間違いない第一歩を踏み出す(アクションする)」ことなのです。